9月初旬に仮想通貨の税務の本を出版することになりました。ターゲットは専門家向けではなく一般の方向けです。税金のことがわからない方むけにわかりやすく解説した本はおそらく日本初になるのでぜひ皆様に手をとってもらえたら嬉しいです。
仮想通貨で必要な税金の知識を具体例を交えて説明します。ターゲットは仮想通貨取引を行なっている全員です。仮想通貨の具体的な計算方法やソフトを使ったときの注意点、自分の財産を守るためのアドバイスなどを初心者むけにわかりやすく記載します。専門的な知識をなるべく使わず見て分かるような本に仕上げたいです。
仮想通貨の利益がすこしでも手元にのこるような方法、経費はどの程度いれてよいか、事業所得にできる方とできない方、実際の利益と仮想通貨の計算ツールを使ったら利益がちがうんだけどどうしたらよいの?など解説をします。
下記は現段階での草案です。ツイッターなどで質問を受け付けているのでこれが聞きたいんだけどなどがあればコメントをください。私が気づかなくて面白そうなものは積極的に採用します。
第1章
税金を知らずに仮想通貨投資をしてはいけない
- 仮想通貨にかかる税金の勘違い
- 売却、交換、購入、マイニングなどが基本的に税金がかかる
- 間違えたらこんな罰則がある
- おくりびとが一転税金ビンボーに
- 損益通算の重要性
第2章
仮想通貨で税金が発生するケース
- 仮想通貨の売買
- ICOの場合
- アービトラージ
第3章
税金計算の方法と確定申告
- 税務上の仮想通貨とはなにか?
- 税金の基本は儲かったら払う
- 移動平均と総平均法とは?
- 事業所得になるための考え方
- サラリーマンの確定申告
第4章
具体例でみてみよう 仮想通貨の税金 こんなときどうする?
源泉徴収票と仮想通貨の利益から確定申告書を作成する方法
第5章
計算サービスは便利だが・・・
- 良い所と悪いところ
- 計算方法がわかっていないとつかってはいけない
- ツールで出た利益が正解とはかぎらない
第6章
仮想通貨投資で使える節税策 経費に計上できるもの
- 可能性があるもの
- 電気代や家賃、通信費
- 自動取引システムはどうなるの?
第7章
究極の節税策は「法人化」
法人税と所得税
- メリット
- デメリット