格安税理士は本当に大丈夫?普通の顧問契約と何が違うのかを税理士が正直に解説|コラム
コラム
2026.09.11
税務顧問
格安税理士は本当に大丈夫?普通の顧問契約と何が違うのかを税理士が解説
執筆:大見税理士事務所|東京都目黒区・世田谷区・自由が丘/相続・暗号資産・法人税務に強い税理士。
月額9,800円の税理士。
安いのはありがたいけれど、正直、不安になりませんか。
安かろう悪かろうではないのか。
何か大事なものが省かれているのではないか。
当事務所は格安税務顧問サービスを提供している立場ですが、この不安はもっともだと思います。
そこでこの記事では、売り込みではなく、料金の仕組みをお伝えします。
なぜ安くできるのか。
普通の顧問契約と何が違い、何が違わないのか。
そして、どんな方には向かないのか。
読み終えたときに、ご自身で判断できる材料をお渡しすることが目的です。
東京都世田谷区の大見税理士事務所が解説します。
税理士の仕事で「格安」はありません
最初に、一番大事な事実からお伝えします。
税理士の資格に、料金による区別は存在しません。
税務書類の作成、税務署への申告代理、税金の相談は、法律で税理士だけに認められた業務です(『税理士法2条、52条』)。
月額9,800円の税理士も、月額5万円の税理士も、同じ国家試験や登録要件をクリアし、同じ税理士会に所属し、同じ責任を負っています。
そして、これは簡単に確認できます。
すべての税理士は日本税理士会連合会に登録されており、公式の「税理士情報検索サイト」で、名前・登録番号・懲戒処分の有無まで誰でも無料で調べられます。
当事務所の税理士 大見光男(登録番号156268)も、もちろん掲載されています。
依頼を検討している事務所があれば、料金の高い安いにかかわらず、まずこのサイトで登録を確認することをおすすめします。
逆に、ここに載っていない「税理士を名乗る業者」は、税理士法に違反するため料金に関係なく避けなければいけません。
では、料金の差はどこから生まれるのか
資格が同じなら、なぜ月額9,800円と月額3万円の差が生まれるのか。
答えはシンプルで、税金の知識の差ではなく、「会い方」のコストの差です。
従来の顧問契約は、税理士が毎月会社を訪問し、対面で打ち合わせをする形が標準でした。
月に1回の訪問には、移動の時間、打ち合わせの時間、紙の資料の準備、その前後の事務作業が伴います。
税理士の1日がその1社のために使われる以上、その人件費は顧問料に乗ります。
月額2〜3万円に決算料が加わる従来の相場は、この訪問と対面のコストを反映した、いわば正当な価格です。
当事務所の格安顧問は、ここを省きました。
やり取りはチャットとメールを中心にし、面談が必要なときはオンラインで行います。
クラウド会計を活用して資料のやり取りをネットで完結させ、移動時間をゼロにする。
浮いた時間で多くのお客様を担当できるため、1社あたりの料金を下げられる。
仕組みはこれだけです。
省いたのは移動と紙であって、税務の中身ではありません。
もうひとつ、当事務所ならではの理由があります。
大見税理士事務所は、税理士である大見と妻の2人だけで運営しており、従業員の人件費がかかりません。
事務所も自宅兼事務所のため、家賃の負担もありません。
抱えている固定費が小さいからこそ、品質を落とさずに安く提供できるのです。
また無資格のスタッフの対応ではなく税理士資格のある大見光男本人が担当します。料金が高く無資格のスタッフに任せることも多い業界ですが大見税理士事務所では格安でさらに税理士本人が対応することも強みです。
実は、多くの社長は税理士と年2回しか会っていません
ここで、当事務所に乗り換えのご相談に来られる方から、繰り返し聞く実態をお伝えします。
毎月の顧問料を払っているのに、実際に税理士と話すのは決算の前と申告の手前の2回だけだった、という方が非常に多いのです。
特に、ご自身で数字を把握している一人社長やフリーランスの方ほど、この傾向があります。
毎月の訪問は資料を渡すだけで終わり、質問したいことは特にない。
それでも訪問前提の顧問料は毎月かかり続けます。
年2回の相談なら、オンラインでも対面でも、話す内容は同じです。
むしろチャットなら、疑問が湧いたその日に送れて、回答が文字で残ります。
「あのとき電話で何と言われたか思い出せない」ということがなくなるのは、オンラインならではの利点です。
当事務所は年中無休で朝9時から夜21時まで対応しているため、日中忙しい方が夜に相談できる点も、訪問型にはない強みです。
申告の品質はむしろ高めています
安さの理由をお伝えしたので、次は品質です。
税務相談、節税のご提案、決算書と申告書の作成、税務署への各種届出。
顧問契約に必要な中身は、すべて月額9,800円(決算申告込みで年額198,000円〜)に含まれています。
さらに当事務所では、書面添付制度を積極的に活用しています。
税理士が申告内容の適正さを説明する書面を申告書に添付する制度で、申告の信頼性が高まり、税務調査の際の負担軽減にもつながります。
手間がかかるため対応している事務所が全国でも限られているこの制度を、格安顧問でもオプション(追加55,000円・税込)として選んでいただけます。
また、当事務所は国の認定を受けた経営革新等支援機関であり、融資のサポートや経営のご相談にも対応しています。
実際のご依頼の例は、一般社団法人の税理士費用を解説した記事でも紹介しています。
格安顧問が向かない方もいます
ここまで良い面をお伝えしてきましたが、向き不向きは確かにあります。
毎月税理士に現地に来てもらい、膝を突き合わせて経営の話をしたい方。
紙の資料を手渡しする今のやり方を変えたくない方。
パソコンやスマホの操作がどうしても苦手な方。
こうした方には、訪問型の顧問契約のほうが満足度は高いはずです。
訪問と対面には、それに見合う価値があり、その価値に対価を払うことは間違いではありません。
逆に、やり取りはチャットで十分、相談したいときにすぐ聞ける方が大事、その分料金は抑えたい。
そう考える方にとっては、格安顧問で失うものは実質的にありません。
どちらが良い悪いではなく、ご自身の仕事のスタイルに合うかどうかで選ぶのが正解です。
まとめ
格安税理士と普通の税理士の間に、資格や責任の差はありません。
差があるのは、毎月の訪問と対面にコストをかけるか、オンラインに置き換えて料金を下げるかという「会い方」と、事務所がどれだけ固定費を抱えているかだけです。
そして、無資格のスタッフとしか話さない、または税理士と年2回しか話していないなら、その会い方はオンラインで置き換えられます。
当事務所の格安税務顧問は、月額9,800円、決算申告込みで年額198,000円からです。
サービスに含まれる内容の詳細は、格安税務顧問サービスのご案内ページをご覧ください。
契約を迷っている段階のご質問も歓迎です。
初回のご相談は無料ですので、いまの顧問料と比べてどうなのか、率直にお尋ねください。
▼ 無料相談はこちらから
用語集
顧問契約
税理士と継続的に契約し、日々の税務相談や決算・申告を任せる契約形態です。
スポット(単発)依頼と対になる言葉です。
クラウド会計
インターネット上で使える会計ソフトのことです。
銀行やカードの明細を自動で取り込めるため、資料のやり取りを大幅に減らせます。
書面添付制度
税理士が申告内容の適正さを説明する書面を、申告書に添付する制度です。
申告の信頼性が高まり、成功すれば税務調査が省略されます。
経営革新等支援機関
中小企業の経営支援について、国が専門性を認定した機関です。
認定を受けた税理士は、融資や補助金のサポートにも対応できます。
税理士登録番号
すべての税理士に与えられる固有の番号です。
日本税理士会連合会の税理士情報検索サイトで、登録の有無を誰でも確認できます。
出典
税理士法第2条(税理士の業務)・第52条(税理士業務の制限)
日本税理士会連合会 税理士情報検索サイト
国税庁 タックスアンサーNo.9204「にせ税理士にご注意」
大見税理士事務所 格安税務顧問サービス 料金表(2026年9月現在)
大見税理士事務所|東京都目黒区・世田谷区・自由が丘/相続・暗号資産・法人税務に強い税理士
執筆者は税理士 大見光男(税理士登録番号 156268、東京税理士会玉川支部所属)。
相続・暗号資産・法人税務を専門分野とし、13年以上のキャリアを有しています。これまで著書・セミナー・取材などを通じて専門知識を発信してきました。
本記事は、制度の概要を一般向けにわかりやすく整理したものです。細部の要件や例外については割愛しております。個別事情により取扱いが異なる場合がありますので、詳細はお問い合わせください(2026年9月現在の法令に基づく解説です)。

